中国で人気なゲーム

LOLのランク

5対5によるプレイヤー同士の対戦を行なうモード。このモードをプレイすることにより、実力に応じたリーグと呼ばれるグループに所属することになる。リーグ内で勝利を重ねることによりリーグポイントを獲得、リーグポイントが一定以上の値になると昇段戦に挑戦でき、そこで勝利することでさらに上位のリーグに所属することになる。

各プレイヤーの所属しているリーグは他のプレイヤーにもわかるように表示される。また、5人でランクチームを結成することもでき、チームによるリーグも管理される。ランクにおけるリーグはRiot Gamesの公式サイト上にてラダーランクとして常時表示されている[15]。また、ラダーランクの上位チームはRiotの主催する世界大会に参加する権利を得ることができる。 このモードでのチャンピオン選択ルールはドラフトピックのみである。


ノーマル

3対3あるいは5対5によるプレイヤー同士の対戦を行なうモード。対戦相手およびチームメイトはレートにより自動的に選定される[14]。このモードによる戦績はマッチングヒストリーに表示されるが、マッチングの指標となるレートは見ることができず、他のプレイヤーからもどの程度の実力のプレイヤーであるかはわからない。 また、細かいゲームのルールとして、ブラインドピック、ドラフトピックの2種類がある。 このモードでは、ブラインドピックと呼ばれるお互いのチームでどのチャンピオンを選択しているかゲーム開始までわからないルールと、ドラフトピックと呼ばれるお互いにバンチャンピオン、使用するチャンピオンを交互に選択していくルールの2通りがある


「死は風のごとし…いつも傍らにあるものよ…」

~ ヤスオ

少年の頃ヤスオは、村の人々の言葉は正しいと思うことがよくあった。彼は「存在自体が何かの間違いだ」だとか、もっと悪いときには「取り返しのつかない失敗の賜物」などと言われることすらあった。 人は悪口の中にいくらかの真実を感じて苦痛に思うことがある。彼の場合もそうだった。彼の母親は夫を亡くし女手ひとつで幼い息子を育てていたが、そこへ後にヤスオの父親となる男が秋風のように舞い込んできた。そしてうら寂しい秋の季節さながらに、その男はこの小さな家族のもとへアイオニアの冬が到来する前に去っていった。 義理の兄であるヨネはあらゆる面でヤスオと対照的で、人を敬い、慎重で、実直な性格であった。それでも二人は分かちがたい絆で結ばれていた。他の子供たちにヤスオがからかわれると、ヨネがそばに来て守ってくれた。ヤスオは忍耐力に欠けていたが、それを補うだけの意志の強さがあった。ヨネが高名な村の道場で剣術修行を始めたとき、幼いヤスオも兄に付き従い、師範代が根負けして門を開くまで豪雨のなか佇んでいたのだった。 ヤスオは兄弟子たちを苛立たせるほどの筋の良さをみせ、この数世代でただ一人、伝説の奥義「風刃術」の最後の伝承者であるソウマ老師の目に留まることとなった。この高齢の達人はヤスオの才能を認めたが、荒ぶる風を制御することは難しく、その門弟はほとんどの教えを無視していた。そこでヨネは驕(おご)りを捨てるよう弟に訴え、道場で高徳とされる「謙虚」の証である楓の種を彼に与えた。翌朝、ヤスオはソウマの弟子となりその護衛を務めることを誓った。 ノクサスの侵攻についての知らせが道場に届くようになると、ナヴォリのプラシディウムで繰り広げられた死闘に触発される門弟も出てくるようになり、ほどなくして村の壮健な者たちは次々と出征していった。ヤスオもこの戦いに加わりたいと願ったが、兄や他の門弟が戦いに赴いた後も、彼は村に留まって老師たちを護衛するよう命じられた。 侵攻は戦争へと発展した。そしてある晩しとどに降る雨の中、ノクサス軍の太鼓の音が隣の谷から響いてきた。自らの力で戦局を変えられると信じたヤスオは、愚かにも護衛の持ち場を離れてしまった。 戦闘などどこにもなかった。何百というノクサス人とアイオニア人の死体が転がっているだけだった。おぞましく超自然的な何かがここで起きたのだ。一振りの刀だけでは止められない何かが。その何かによって大地そのものが穢されたかのようであった。 ヤスオは冷静さを取り戻し、翌日に道場へと戻った。だがそこで彼は、太刀を構えた残りの門弟たちに取り囲まれた。ソウマ老師は事切れていた。そしてヤスオは持ち場を放棄したことだけでなく、老師殺しの罪にも問われることとなった。今すぐ動かなければ真犯人を逃がしてしまう…そう悟ったヤスオは、罪を認めたのも同然に思われることを覚悟しながらも、力づくでその場から脱出した。 戦乱のアイオニアで逃亡者となったヤスオは、殺人者に結びつく痕跡を探した。その間もかつての盟友たちに追い回され、戦うか死ぬかという選択を幾度も強いられた。それは当然の代償として彼も想定していたことだった。だが、予期せずしてヤスオは最も恐れていた追跡者と対峙することになる。他ならぬ兄のヨネである。 名誉を懸けて、円を描くようにじりじりと間合いを計る両者。そして、ついに刃が踊る――だが、ヤスオはヨネでは到底敵わぬ相手。鋼の一閃でヤスオは兄を斬り伏せた。 赦しを乞うたヤスオに対し、ヨネは息も絶え絶えにソウマ老師が風刃術によって殺されていたこと、風刃術の使い手はヤスオをおいて他にないことを告げた。そして何の赦しも与えることなく、そのまま絶命したのであった。 師も兄も失ったヤスオは失意のままに山々を放浪した。戦争と喪失の痛みを酒で紛らわす彼は、いわば抜身の刀であった。そして雪のなか、ノクサス軍から逃亡したシュリーマの若きストーンメイジ、タリヤと出会った。ヤスオは思いがけず彼女のなかに学び手の資質を見出し、それに輪をかけて思いがけず、師としての自分を見出した。彼は地水火風の奥義を手ほどきした。いわば風が石を育てたのである。そしてこのとき初めて、彼はソウマ老師の「謙虚」という教えを心から理解したのだった。 シュリーマの太陽帝が復活したという噂が届き、彼らの日々も一変した。ヤスオとタリヤは別々の道を進む決断を下し、彼は大切にしていた楓の種をタリヤに贈った。種から学べることは、もう学んだのだ。タリヤは故郷の砂漠へと戻り、ヤスオもまた自らの過ちを正し老師殺害の真犯人を探すため、故郷の村へと向かった。 石造りの審議場で、ソウマ老師の死は事故によるものだったことが明らかになった。そのきっかけとなったノクサス人の追放者リヴェンは深く悔やんでいた。だが師のそばを離れた自らの決断について、さらにはその決断が最終的にヨネの死をも招いたことについて、ヤスオは己を赦すことができなかった。 今日に至るまで、ヤスオは各地を放浪し続けている。罪の意識だけが、この気まぐれな風を今も世界に繋ぎ留めている。

スキル

  1. 浪人道
  2. 抜刀
  3. 風殺の壁
  4. 風薙ぎ
  5. 鬼哭啾々

ヤスオのスキル説明


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