オカメインコは鳥類であり。中型のインコです。インコと名づけられていますが分類的にはオウムに分類されています。
特徴はなんと言っても日本国旗のような朱色の頬です。(固体によってはきれいさっぱり消えていたりします)この丸がおかめに見えることからオカメインコと名づけられたそうです。オーストオラリア原産ですが。
また、頭には犬や猫の尻尾と同じように、自身の感情を表すことができるトウモロコシのひげのようなものが伸びています。これを冠羽といいます。因みに冠羽の後ろは禿げています。
左:トウモロコシ/右:冠羽
完全に一致ですね。
オカメインコは温厚な性格で、争うことを好みません。縁側でのんびりするのが好きなおばあちゃんタイプです。
そして図体の割りに臆病で、自分より小さい生き物にいじめられ、大きい布や掃除機を見ると威嚇し、インターホンがなれば驚いて縦横無尽に飛び回り、地震が起きると暴れて怪我をしてしまいます。
これをオカメパニックといいます。これにより死んでしまう個体もいるので、地震大国日本に住んでいるオカメインコ飼いはオカメインコより地震などの災害を恐れています
現在私はオカメインコを一羽かっています。10ヶ月程前にホームセンターで売られていました。
そのとき私は飼っていたオカメインコとセキセイインコを立て続けに亡くし、もうインコは飼うまいと思っていたのですが気づいたら飼っていました。名前はモリゾーです。とてもおしゃべりです。今も早口で「モリゾッ」「モリゾー」
と呟いています。おそらく名前を気に入ってくれているんでしょう。
かわいいですね。
モリゾーはルチノーと呼ばれる色の種類で、頬の丸い模様がほかの種類に比べて鮮やかなので人気があります。
はじめに、野生の小鳥は弱るとすぐに捕食されてしまいます。その為、小鳥は飼育下にいようと本能的に病気を隠そうとします。人間が気づいたときにはもう手遅れ、なんてことも珍しくありません
実際私も病気を見抜けずインコを失っています。なのでくしゃみをする、あくびを連発するなど一見ただの生理現象に見える行為すらも実は重篤な病気を患っている可能性がある為、飼育していると一挙手一投足に目が離せません。
しかし、過保護になって構いすぎると発情する、それを見て今度は距離を置くと嫌われたと思い、毛引きといわれる自傷行為に走るなど、動物の中では面倒な生き物だと感じます。
鳥類は大きいほど寂しがりやで、小さいほど自立していたり気が強かったりします。
繊細でうるさくてドンくさい。しかしどこか愛おしくて憎めない。オカメインコには幼児にも似た放って置けない可愛さがあります。