著者・住野よるのプロフィール
| ペンネーム |
住野よる |
| 職業 |
小説家 |
| ジャンル |
小説・青春小説 |
| 代表作 |
「君の膵臓をたべたい」 |
| デビュー作 |
単行本リスト
「君の膵臓をたべたい」
「また、同じ夢を見ていた」
「よるのばけもの」
「か「」く「」し「」ご「」と」
「青くて痛くて脆い」
代表作・君の膵臓をたべたいについて
- あらすじ
- 主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。
それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。
「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。
「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要とされている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。
しかし、余命を全うすることなく、桜良は通り魔に刺されて亡くなってしまう。
登場人物は?
僕(志賀 春樹)
友人や恋人などの関わり合いを必要とせず、人間関係を自己完結する。
ある日、病院で桜良の「共病文庫」を見つける。
山内桜良との交流により、人を認め、人と関わり合う努力を始める。
山内 桜良
よく笑い、元気で、表情豊かな少女。膵臓の病気のため、「僕」と会った時には余命1年になっていた。
病気になった自分の運命を恨まないと決めたため日記のタイトルを「闘病日記」の代わりに「共病文庫」とつける。
恭子
桜良の親友。桜良と「僕」の交流を快く思わない。
桜良の死後、「僕」の初めての友人となる。
宮田一春
春樹と唯一仲良くなるガムをくれるクラスメイトで通称『ガム君』
学級委員/タカヒロ
桜良の元カレ。「僕」と桜良の仲を疑っている。

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