1949年7月26日、ノーフォークで生まれ。数年後にはコーンウォールに引っ越す。
「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において74位。
 8歳のときには、ウクレレを独学で演奏するようになる。
 当初はギターを演奏していたが、徐々にその関心はドラムスの方へと移っていく。
 1968年にブライアン・メイが出した
 「ミッチ・ミッチェルやジンジャー・ベイカーのようなドラマーを求む」
 というメンバー募集の広告を見て、ロジャーは「スマイル」というバンドの結成にいたる。
 スマイルのメンバーはロジャーとブライアン・メイ、
 ヴォーカル兼ベースのティム・スタッフェルの3人だった。
 ティムが他のバンドに加入するためにスマイルを脱退、
 そこにフレディ・マーキュリーが加わることで、クイーン結成へつながっていく。
 代表的な曲として、『オペラ座の夜』に収録された「I'm In Love With My Car」などが挙げられる。
 ヒット曲を出すのはクイーンのメンバー中最も遅かったが、
 1980年代になると自身が作詞作曲した「RADIO GA GA」が全英2位、19カ国で1位という大ヒットを記録。
 それ以降も「Kind Of Magic」、「The Invisible Man」などポップ路線のヒットを連発し、
 後期クイーンにおいてはヒットメーカーとなった。
 ロジャーはクイーンとは別に、ソロ活動やザ・クロスというバンドを結成しての活動も行っており
 フレディの死後もクイーン+ポール・ロジャースとして活躍するなど、
 現役ミュージシャンとして活動を続けている。