ガビル


ガビル

( 声 : 陶山章央)

グラビルをみずからの肉体と呼ぶプロトデビルン。白い羽毛に覆われ、背中に出し入れ可能な翼を持つマイクローンサイズの少年のような姿で、額にスピリチア吸収や命令伝達に用いる触角を持つ。力はさほど強くないが、シビル同様他の生物に本体ごと憑依する能力を有する。独特の美意識を持ち、あらゆる事物に美を見出しては熟語に「美」を付けて叫ぶ。スピリチアが減るとやせ衰え、しわに覆われた姿となる。

ガビル

2045年10月、ひとりでに覚醒したグラビルの暴走を止めるためにゲペルニッチによって覚醒させられる。ゲペルニッチに忠誠を誓っており、のちにマクロス5船団の乗組員を洗脳した兵士を指揮する権限を与えられる。サウンドフォースの弱点をいち早く見つけ出し、みずからFBz-99G ザウバーゲランを駆り、アニマスピリチアを入手するためマクロス7船団を執拗に襲うが、サウンドフォースの予想外の力に圧倒され、毎回撤退を余儀なくされる。また、自機を何度も撃墜し、作戦の邪魔をするガムリンには特に強い憎悪の念を抱くようになる。

ガビグラ

ガビグラ

ガビルとグラビルが合体した、本来の姿。高い知能と強大な戦闘能力を兼ね備えるが、普段は分離しており、彼らにとって本来の姿に戻ることは「究極の手段」であるとされる。ガビグラに戻るとグラビルの肉体をベースとして背中に翼が生え、額の部分にガビルの上半身が現れる。基本的な能力はグラビルの状態と変わらないものの戦闘能力が大幅に増大し、全身より放たれる波動は衛星を破壊するほどの威力がある。また、左手からもペンタクルビームを放つことが可能になる。バロータ戦役最終戦ではこの姿となって生き残り、スピリチア自己再生種族へと進化したゲペルニッチとともに銀河を去る。

<主のひとことコメント>Fire Bonborの歌はまさしくゾクゾク美〜!!

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