シビル


シビル

( 声 :中川亜紀子 )

諜報破壊活動用として開発された、マイクローンサイズの少女型エビルを器とするプロトデビルン。統合軍における呼称は「G3(ジースリー)」。

白い肌、長く伸び先のとがった耳、額と頭部の宝玉、側頭部の角、顔の縞模様といったどこか小悪魔めいた特徴はあるものの、その姿は地球人の女性に酷似している。赤紫色を基調とした衣装を着用しており、意識があれば破損しても瞬時に再生することができる。

シビル

飛翔時には頭髪が主翼に変化、手足から尾翼がせり出し高速で移動する。宇宙空間で活動する際は球状の光でその身を包み、外部からの攻撃を遮断する。また、他の生命体に本体ごと憑依し操る能力も持つ。対象は乗り移られたことに気づかないが、本能的な部分では影響を受ける。また、完全な意識支配も可能である。攻撃力・防御力も高く、艦船類をたやすく破壊し、通常兵器による攻撃をほぼ受け付けない。全身から発するエネルギーで大型プロトデビルンのエネルギー砲を受け止める場面もあるが、やはり戦力面では大型プロトデビルンに見劣りする。

好奇心が旺盛な性格で、他者に束縛されず自由に行動する傾向がある。常に片言で話し、独特の咆哮、または悲鳴を上げる。

シビル

2045年7月、ギギルの独断によりスピリチアを注がれ覚醒。スピリチアを求め、漂流中のシティ7に接近した際に熱気バサラと遭遇、「アニマスピリチア」の持ち主であると最初に気づく。その歌に最初は拒否反応を示し撤退するものの強い興味を覚え、再接近した際に気を失い、シティ7内に墜落する。潜入中、地球人への憑依などさまざまな手段でバサラに接近を図るが、スピリチアを吸おうと直接接触した際に自身のスピリチアを失い、シティ7の植物プラントで眠りにつく。その後紆余曲折を経て歌の力により覚醒し、バサラとギギルを連れて宇宙を飛び回り「銀河」を見せる。以降単独で行動しながらもバサラに対する感情が次第に変化し、最終的にはバサラの歌を通じてスピリチア自己再生種族へと進化する。

<主のひとことコメント>バサラもシビルのことを気に入っていたり、ギギルがかばったり...なんだか悲しいキャラクターです。

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