七つの大罪

メリオ

 舞台はリオネスと呼ばれる王国。かつてこの国は偉大な力を持つ聖騎士たちで統一されていました。

あるとき7人の騎士団が国を裏切って逃亡してします。その後、国を守るための聖騎士たちは力を増長させ、

国を荒らすように。憂いた第三王女エリザベスは助けを求めるべく単身で国を出ます。

探しているのは10年前に逃亡し、指名手配されている伝説の騎士団『七つの大罪』。


 今どこにいるかも分からぬ伝説の騎士団を探すも実りのない旅となり疲れ果てたエリザベス。
とある酒場で国からの追っ手に捕まってしまいますが、

その窮地を助けた少年メリオダスこそ伝説の騎士団『七つの大罪』の団長だったのです。

 メリオダス自身もかつての仲間たちを探している旅の途中であり、それからエリザベスとメリオダスの旅が始まります。


メリオ

団長 <憤怒の罪>メリオダス


 団員の信頼を一身に背負う<七つの大罪>団長。〈憤怒〉に我を忘れ「ダナフォール王国」を消滅させた。
罪状は十六年前、憤怒のままにダナフォール王国を壊滅させたこと。
 魔力「全反射(フルカウンター)」は、
向けられた攻撃的魔力を倍以上の威力で跳ね返すことができます。序盤は応戦主体の闘いでしたが、
魔神化した際には魔力「獄炎(ヘルブレイズ)」を使用。
ドルイドの試練を経て本来の力を取り戻した。

 神器「魔剣ロストヴェイン」

 龍を模した意匠を持ち、中心に5つの穴が空いた反りのある片手剣。
特性は、使用者の闘級の半分を総量とする分身を生成するというもの。
複数作ることで1体ずつの闘級が低くなる場合も、魔力の効果によって威力を充分に発揮することが可能です。

キング

<怠惰の罪>キング


 空中浮遊も可能とする強大な魔力を持つ、妖精族の王・ハーレクイン。
序盤に登場する<七つの大罪>の中では唯一最初から神器を持っており、他の団員が追い詰められた敵も余裕で相手をしていました。
 魔力「災厄(ディザスター)」の特性は、対象の”状態”を促進させるというもの。
成長を促すだけでなく、傷や毒・腫瘍を重症化させることも可能です。
植物の繁栄と間引きを行う妖精王ならではの魔力で、神樹から作られた神器の特性を最大限まで引き出すことができます。

 神器「霊槍シャスティフォル」

妖精界に存在する神樹から作られた、鋼を超える強度を誇る槍です。
基本の槍のほか、クッションや巨大な熊のぬいぐるみ、巨大な植物など多数の形態に変化。
未登場のものも含め10形態まで存在し、攻撃・防御・治癒をこの神器だけで行うことが可能です。

 神器「真・霊槍シャスティフォル」

 「霊槍シャスティフォル」の神器解放を行った形態。闘級が11000まで跳ね上がり、
巨獣アルビオンを一撃で粉砕するほどの攻撃力を得ることができます。その代わりに反動が凄まじく、
キングは爪が剥がれ鼻血を出すなどの症状が出ていました。

バン

<強欲の罪>バン


 不死の肉体を持ち、「不死身の(アンデット)バン」の異名で知られるバン。
以前は盗賊をしており、「生命の泉」を奪い聖女を殺害した罪で投獄されることに。
つま弾き者の自分を<七つの大罪>に誘ってくれたことに信頼を抱いている。
 バンの魔力は、相手の所有物や能力を奪う「奪取(スナッチ)」。
武器に対する利便性が高い魔力で、神器を失っているバンが使用する三節棍や鞭などの攻撃に応用されています。

 神器「聖棍クレシューズ」

 両端が尖った四節棍の神器。5年前、バステ監獄へ投獄された時に盗られてしまったらしく、
その後の所在は現在も不明。そのため、リオネス王国奪還の際には三節棍を使用して闘いましたが、
他の<七つの大罪>に引けを取らない強さを見せつけていました。

マーリ

<暴食の罪>マーリン


 闘級4710の内、3540という高い魔力を持つブリタニア大陸一の魔術師。
闘級を数値化させる「バロールの魔眼」などの宝具を多数開発しており、
<七つの大罪>の印も全てマーリンの魔力によるものです。
 魔力名やその特性については不明ですが、
リオネス王国一の魔術師・ビビアンの魔術を容易く解除してみせたこともありました。
そのほか、魔力による「瞬間移動」など多彩な魔術を使用しており、その実力は相当なものであると伺えます。

 神器「明星アルダン」

 数千のルーン文字が刻まれた鉄球状の神器。
現在もマーリンが所持しており、浮遊した状態で彼女を周囲を回るように存在しています。
精神を内部に転写させる能力があり、肉体が活動不能に追い込まれた際にも
問題なく周囲と意思疎通を行っていました。
その他にも、幻影の映写など用途は多岐に渡るようですが、武器としての威力や特性には
未知数の部分が残っています

ゴウ

<色欲の罪>ゴウセル


 首を切り落とされても死なない身体を持っており、
その正体は、かつてマーリンを超える偉大な魔術師に命を吹き込まれた”人形”。
そのためか、考えていることを読ませず空気も読めないという性格をしています。
 魔力「侵入(インベイション)」は、感情を学ぼうとしているゴウセルらしく、相手の記憶や認識を
読み取り操作するというもの。直接攻撃型ではありませんが、
精神を蝕む特性を持つため<七つの大罪>で最も警戒すべき力と言われています。

 神器「双弓ハーリット」

 ゴウセルの両腕に埋め込まれた神器で、必要時には光で形成された弓矢として発現させています。
相手に光の矢を打ち込み、魔力による応用技を使用することが可能。矢を一斉掃射することで、
広範囲に渡る威力を発揮することもできます。

ディア

<嫉妬の罪>ディアンヌ


 <七つの大罪>でも一、二を争う怪力を持つ巨人族のディアンヌ。
かつて、嫉妬の罪により斬首刑を言い渡されましたが、リオネス王の命を受けたメリオダスによって救われました。
 魔力「創造(クリエイション)」は地の属性と密接な関係があり、大地を自在に操ることを可能とするもの。
鉄を飴のように曲げ、地層を塔のように隆起させることもできます。

 神器「戦槌ギデオン」

 重量2200ポンドの巨大な大槌で、ディアンヌの怪力と魔力を極限まで引き出すことができます。
ディアンヌが何かしらの理由で紛失した後に、リオネス王国が回収。<七つの大罪>を誘い出す囮として、
バイゼル喧嘩祭りの副賞にされていたところを取り戻しました。

エス

<傲慢の罪>エスカノール


 最強の闘級50060以上を誇る、<七つの大罪>最後の一人。
純粋な人間族でありながら、メリオダスには「オレより強い」と称され、
他の団員達からも敵に回したくないと言われるほどの強さを持っています。 太陽が源になるという魔力は、
他のどの種族のものとも異質とされる「太陽(サンシャイン)」。  灼熱で全てを焼き滅ぼし浄化することが可能で、
<十戒>の追手から逃れてきたバンと再会した際には、
それまで最強と謳われていた闘級4万のガランを瞬殺しました。  そして、メリオダス覚醒時の戦いではなんと
11万4000という驚きの闘級を見せつけました。

 神器「神斧リッタ」

 あのメリオダスが運搬に苦労し、<十戒>のガランは持ち上げることすら困難という凄まじい重量の巨大な片手斧。
<七つの大罪>離散後は、エスカノールが営む<麗しき暴食亭>の壁に飾られており、
ガランには「相当な名匠の手による業物」と評されていました。
 神器の特性は、「補填&発射(チャージ&ファイア)」。
エスカノールの魔力によって発する膨大な熱量を全て補填し、
任意のタイミングで発射させることができます。

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