長い航海にでかけるためにミニーが心をこめて作った、ダッフィー。
どんなときもミッキーをハッピーにしてくれる存在です。
なんてことない日だけど、しあわせな一日になるといい。
そんなあなたのそばに、きょうも座っています。
ミッキーが長い航海に出る前の夜
ミニーは、ミッキーが寂しくならないようにとテディベアを作りました
ミッキーはミニーが心を込めて作ったプレゼントをとても喜びました。
ミッキーはダッフルバッグに入れられていたこのテディベアを
「ダッフィー」と呼ぶことにしました。
ミッキーは世界中どこにでもダッフィーを連れて出かけます。
ダッフィーはどんな時もミッキーを明るく楽しい気分にしてくれます。
ミニーが作ったダッフィーのお友だち。
ダッフィーはミニーからのプレゼントにちょっぴりはにかみました。
目の前にかわいらしい女の子のお友だちがあらわれたからです。
ハートのかたちをした貝がらのペンダントがとってもチャーミング。
『よろしくね、シェリーメイ!』
ミッキーとお散歩をしていたダッフィー。
食べかけのジェラートを落としてしまいました。
『だいじょうぶだよ。ボクはジェラトーニ。見てて!』
そう言うと、ジェラートを使って絵をかきはじめました。
『ボクもかきたいな』
『うん、いっしょにかこうよ!』
ふたりはお気に入りの絵をこうかんしました。
『またいっしょに遊ぼうね!』
ある日、ダッフィーはダンスの練習をしている
ウサギの女の子に会いました。
『ころびそう、だいじょうぶかな』
ステラ・ルーという名前のその子はダッフィーに言いました。
『ダンサーになるのが夢なの』
『夢って眠っているときに見るものじゃないの?』
『いつかこうなりたいって願うのも夢よ』
ステラ・ルーはまた踊りはじめました。
『君は星のようにかがやいてるね』
ステラ・ルーは夢がちょっとだけ近づいた気がしました。