脱出不可能のデスゲーム、ソードアート・オンライン初の情報屋、通称は≪鼠のアルゴ≫。
鼠と5分雑談するとと知らぬ間に100コル分のネタを抜かれると言われるが本人曰くタダで聞いたネタを有料で売った箏は一度も無く、価値がある、と判断した話の元ネタには必ずそれなりの情報料を払い、極力裏を取りネタにしている。
原作では2巻、アニメ版では3話にあたる赤鼻のトナカイでほんの少ししか登場しないモブキャラに近い扱いだったが、SAOPではヒロイン枠に昇格しており、メインキャラの一人として登場。また原作の時間軸とは平行世界となっているSAOのゲーム版などでもしっかりヒロイン枠で登場している。
キリトをキー坊、アスナをアーちゃんと呼び、自らをオネーサンと呼ぶなど中々掴みどころがない人物。キリトより頭一つ分以上低い背で能力は敏捷力極振り、武器は小型のクローと投げ針を扱う《攻略組》の一人でもあるが、ボス戦には直接的な参加はあまりしていない。
「鼠」の由来は両頬の動物のヒゲを模した三本線のメイクと短めな金褐色の巻き毛で見るものにある種のげっ歯類を思い起こさずにいられないため。ヒゲの理由は10万コル払えば教えてくれるらしい。その素早さを活かし副業にメッセンジャーもしている。
キリト曰くこのデスゲームで生死を分ける、無条件に信じられる自分の芯?〈情報〉を持っている。
各町にアルゴの攻略本(大丈夫。アルゴの攻略本だよ。とういう惹句入り)を無料配布(攻略組みが初版を500コルで買い、その売り上げで第二版以降は無料配布している、さらに余談だが初版にはアルゴの直筆サイン入り)しており、詳細な地形から出現モンスター、ドロップアイテム、クエスト解説まで網羅されている、これは元βテスターからの情報提供によるもの。また攻略本のほかにも、いくつかの情報誌も発行している模様。
攻略本情報のために自身でクエストを受けてることも判明している。一方で22層のあるクエストでキーを取り損ねて嵌りかけたところをある人物に助けられたように、かなりの修羅場を実質的なソロプレイでくぐっていることも推測されるが、本人はそんな苦労を表にはほとんど出さない。
売れるネタは自分のステータスでも売ると言われているが、誰が元βテスト出身者かだけはネタにしない。
その正体はキリトと同じ元βテスト出身者であり、アルゴの攻略本はβ時代の自身の経験、情報を纏めたものである。キリトとは会った状況からお互いβテスト出身と確信しあっているが口には出さない。

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