良質な睡眠とは?

毎日の睡眠、しっかりとれていますか?寝ているはずなのに元気が足りないと感じるときは「質の良い睡眠」が不足しているときかもしれません。毎日の元気の源は「睡眠の質」。睡眠の質を上げることで、スポーツや仕事、日常生活の中で様々なメリットをたくさん感じられるようになります。



睡眠の質を向上させる方法

就寝3時間前には夕食を済ませる

就寝時には消化活動が終えていることが理想的です。食事後すぐに寝てしまうと、体は消化活動を優先するため、内臓が休息する時間が短くなります。同じ睡眠時間でも、眠りが浅くなったり疲れが抜けにくくなったりします。帰宅から就寝までの時間がどうしても短くなりがちなときは、消化の良いものを少量摂るだけにとどめておきましょう。

暖かい飲み物

温かい飲み物は内臓から体温上昇を促します。体温が下がり始めるときに自然な眠気がおきるので、睡眠前のリズムをつくるのにおすすめです。

ですが、寝酒として一時的に眠りに入りやすくなると言われるアルコールは 実際には睡眠が浅くなるといわれています。さらに、利尿作用によってトイレに行く回数が増えるため、ぐっすりと眠る妨げになる場合もあります。また、ご存知の方も多いと思いますがコーヒーや紅茶、緑茶、栄養ドリンクなど、覚醒作用を持つカフェインを含む飲食物は、入眠や深い睡眠の妨げとなります。就寝前3~4時間(敏感な人は5~6時間)は避けましょう。

リラックスできる音楽を聴く

ヒーリングミュージックと呼ばれる、副交感神経が優位になる音楽はリラックス効果が期待できます。川や海などの水のせせらぎ、クラシック音楽など気に入ったものを聴くのも良いかもしれません。

寝具選び

就寝中の発汗、温度変化に対応できるよう吸湿性・放湿性の良いものに加え、体型に合ったものを選びましょう。体のS字カーブ(後頭部~首・胸、胸~腰)がバランスよく支えられるものが快眠につながります。起きたときに首や肩が凝っている、筋肉の緊張が取れないときは枕の高さや敷き布団の硬さがあっていないのかもしれません。体に対して柔らかすぎると腰痛の原因になったり、血流が悪くなったり 却って寝つきが悪くなる原因になります。実際に店頭で試したり、専門店で自分の首のカーブの角度を計測したり、自身にあった寝具を選びましょう。



まとめ

疲れが抜けにくいときや起きにくいときは、自分の睡眠を振り返ってみましょう。良質な睡眠でしっかりと身体を休ませると、翌日に良い結果があるかもしれません。