猫の豆知識


◇猫の睡眠時間

猫の平均の睡眠時間は成猫で14時間、子猫で18時間ともいわれています。 ずっと寝ているように見える猫ですが、浅い眠り(レム睡眠)と熟睡(ノンレム睡眠)を交互に繰り返しています。 少し熟睡するとすぐにレム睡眠になるので、飼い主が近づいたり、物音がしたりするとすぐに目を覚ましてしまうのです。

◇猫のゴロゴロ音

猫が“ゴロゴロ”と喉を鳴らすのは、リラックスしている時や幸せを感じている時、飼い主への甘えや要求などさまざまです。 リラックスや幸せな時は「中低音」、甘えや要求がある時は「高音」、苦しい時や怯えている時は「低音」でゴロゴロと音を出します。 またゴロゴロ音は25Hzの低周波で“幸せホルモン”と呼ばれる「セロトニン」を分泌させる効果があります。

◇猫の味覚

猫には味の受容体である味蕾(みらい)が少なく、人間ほど味覚は優れてはいないよう。 “甘さ”を感じることはなく、“苦さ”や“酸っぱさ”には敏感です。 味覚が鈍いのはもともと肉食だったことが理由で、腐った肉を食べてお腹を壊さないようにするために“苦さ”や“酸っぱさ”が敏感になったといわれています。

◇猫は状況によって鳴き声を変える

猫の鳴き声

猫は人間に対してコミュニケーションをとるために鳴いていると考えられています。 飼い主に遊んでほしい、ご飯がほしいなどのおねだりをしている時、威嚇している時、発情している時に鳴くことが多いです。

◇猫はヒゲで隙間に入れるかどうかを確認する。

狭いところを通ろうとする時、ヒゲがセンサーとなり通れるかどうかを確認します。 毛根の周りにはたくさんの知覚神経が通っていて、ヒゲの当たり具合によって通れるか瞬時に判断することができます。 ヒゲは顔のいたるところに生えていて、全部で約60本あります。 またヒゲの向きである程度、感情の動きを読み取ることもできます。

ヒゲの向きでわかる感情


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