200X年、東京。主人公は、都内の高校に通う普通の少年。
その日は、これからも持つ続くありふれた日常の一片に過ぎないはずであった。
しかし、
突然起こった大異変「東京受胎」に巻き込まれ、
日本の首都は「悪魔」の住まう異界へと姿を変えてしまう。
一人目覚めたとき、少年の身体もまた悪魔として新生いていた。
変わり果てた「トウキョウ」で、変わり果てた己の身を戦いの旅路へと投じ、
少年はかつての友人たちと「新世界創造」の選択と葛藤の物語を紡いでいく。
今作は前作と直接的なつながりがなく前作を知らなくても楽しめました。
初っ端から世界が崩壊するという内容に当時は唖然としました。
主人公はボルテクス界と呼ばれる世界を探索してき、
かつての友人や先生、怪しすぎる男にコトワリと呼ばれる創成理念を聞かされます。
だれを選ぶかによってエンディングが変わる仕様になっており
全員分のエンディングを見るとなると長く遊べます。
仲間として連れていける数々の悪魔たちも個性豊かですし、
悪魔を育てて行くのにかなりの自由があり
自分の好みの悪魔を育ててオリジナルのパーティーを作るのも
このゲームの楽しいところだと思います。
幼い頃に事故で両親を失い、
親族に引き取られて郊外へ移り住んでいた主人公。
彼は、家庭の事情で高校を移ることになり、
10年ぶりにかつて居た街を訪れることになる。
だが彼は、入居した学生寮が怪物の襲撃を受けたことで、
図らずもペルソナを覚醒する。
その能力を見込まれる形で、同じくペルソナ能力を持つ仲間たちから、
世界の裏に横たわる事実について知らされることになる。
毎晩訪れる”影時間”、そして人々の精神を喰らう敵”シャドウ”に挑むべく
主人公たち”特別課外活動部”が絆とペルソナを武器に立ち向かう。
ペルソナシリーズでは1、2はつながりがあるのですが、
3以降は1,2と大きなつながりはありませんのでここから入るのがおすすめです。
今までのペルソナシリーズでは仲間全員がペルソナを入れ替えれたのですが、
3からは主人公だけがペルソナを入れ替えること事ができます。
ペルソナとは女神転生の時に登場した悪魔たちを操ることができる、特殊能力です。
主人公だけ入れ替えることができるので、
仲間を支援するペルソナを育てたり、攻撃を主体としたペルソナを作ったりすることもできます。
ペルソナ3からコミュニティという仲間たちと交流することができるようになり、
コミュニティのレベルを上げることで強力なペルソナを作ることができ、
女神転生とは違いただレベルを上げるだけではなく、
普段の行動で攻略難易度が格段と変わってくるので、
計画的に進めるところが面白いところだと思います。
両親の都合で田舎町の稲羽市に
引っ越すことになった主人公。
越してくるなり、町では奇怪な殺人事件が起こり始める。
テレビのアンテナや建物にぶら下がった状態で
次々と見つかる、死因不明な変死体、、、
平穏な田舎町に忍び寄る、得体の知れない”影”の数々。
午前零時、雨の夜に見られるというマヨナカテレビの噂。
そこには、自分の”運命の相手”が映るという噂だったが、
しかし、、、
町全体を覆い出す、濃い霧。
まるで、未来への道を閉ざすかのように、
まちは霧に閉ざされる。
突如失踪し、死体となって発見される人々。
次に行方不明になるのは、誰なのか。
そして、犯人はどこに、、、。
主人公とその仲間たちは、
正体不明の殺人犯の謎を追ううちに、
異世界への扉を開いてしまう。
事件と異世界の謎の究明に「ペルソナ」の能力に目覚めた主人公たちが立ち向かう。
女神転生や4より前のペルソナシリーズの暗い感じだったり、
オカルト的なものが少なく学生らしい悩みだったり将来への悩みだったりが、
細かく描かれておりすごく共感できる作品となっています。
本作では日常パートと異世界パートがあり、
日常パートでは仲間たちや街の住人と会話することができます。
異世界では事件を解決するための手がかりを集めたり、
素材やお金を集めて装備を強化したりできます。
3では夜にダンジョンに入ることができたのですが、
4では昼間にしか入ることができないのでスケージュール管理をきちんとして、
決められた期日までに事件を解決しなくてはいけません。
ストーリーを進めていく中で魅力的な仲間や街の人たちとのコミュニティを築いていき、
事件を解決した後の喪失感をこれほどまでに味わえるゲームは他にないと思いました。
記憶を消してもう一度やり直したいです。