お家と11種類の家具、9種類のファミリーというラインナップとともに日本で誕生しました。そのかわいらしさは玩具とは思えない品質で、女の子だけでなく大人をも取り込む社会現象になりました。(写真は発売初期の人形とおうち)
発売初年度に続き、丸太小屋やもぐらファミリーのおうちなど続々と新しいお家が登場しました。
1987年にはシルバニアファミリーで初めてのお店屋さんである「村のベーカリー」(下の写真)が発売されました。
以来雑貨屋さんや洋服屋さんなど様々なお店が登場し、
さらにはお店だけでなく学校や病院といった公共の建物や子供の遊び場へと発展していきます。
日本での発売から2年後の1987年、イギリスのトイオブザイヤーを3年連続受賞。
その後も2004年にアメリカでトイポートフォリオ金賞受賞、2005年には再びイギリスでトイレンジオブザイヤー受賞、
2008年には国内でも「初めてのシルバニアファミリー」が日本おもちゃ大賞ベーシック・トイ部門優秀賞を受賞し、
長年にわたって愛されていることが実証されました。
1991年にはふたごの赤ちゃんが登場し、赤ちゃん広場の商品が続々登場しました。
1994年に発売された「赤い屋根の大きなお家」は前後左右の4方向から遊びが楽しめると話題に。
また、「森のおはなし」が始まったのもこの頃。シルバニアファミリーの世界をより親しんでいただけるようになりました。
「緑の丘のすてきなお家」や「きいちご林のかわいいお家」などシルバニア村の象徴的なお家がたくさん登場したのはこの頃。
2004年に初めて照明機能がついた「あかりの灯る大きなお家」が発売されました。
夕食時の団らん風景が再現されるなど、あたたかな灯りが子どもたちの心を優しく豊かに包みました。
テレビCMでもお馴染み「初めてのシルバニアファミリー」が登場したのは2007年。
お家と人形がセットになったオールインワンアイテムです。多くの方に支持され、日本おもちゃ大賞ベーシック・トイ部門を受賞しました。
この年に登場したショコラうさぎファミリーは現在でも一番の人気者です!
発売以来30年以上、日本ではすでに3世代にわたって多くの方に楽しまれ、50の国と地域という世界規模での広がりを見せています。
「自然」「家族」「愛」というテーマに基づいて展開しているシルバニアファミリーは、
国境を超えてたくさんの子どもたちに愛され続けています。