ジン
モンドの西風騎士団の代理団長。
人々の生活を守るため、日夜職務に励んでいる。
特別な才能はないが、
鍛錬を重ね続けてきた彼女は優れた騎士である。
風魔龍の脅威が近づいている中、この頼もしき代理団長は
モンドを守るため、その準備を着々と進めている。
ウェンティ
正体不明の吟遊詩人。古い詩を歌う時もあれば
誰も聞いたことのない新しい歌を口ずさむ時もある。
リンゴと賑やかな雰囲気が大好きで、チーズとベタベタするものが大嫌い。
「風」元素を導く時、元素が羽根の形になることが多いのは
彼がふわふわしているものを気に入っているから。
胡桃(フータオ)
往生堂七十七代堂主、堂中の全業務を仕切る少女。
堂主という立場に居ながらも、少しも偉ぶることはない。
彼女のアイデアは、瑶光の浜の砂粒よりも多いと言われている。
頭の中には様々な考えが飛び交っており、そのアイデアは他人を毎度驚かせる。
普段はじゃじゃ馬のごとく、あちこち遊びまわっている少女だが、
葬儀を執り行い、無数の灯りに照らされた通りを歩く時だけ、
彼女は厳かで重々しい一面を表に出す。
鍾離(ショウリ)
「往生堂」に招かれた謎の客卿。端正な顔立ち
気品ある振舞い、博識であらゆることに精通している。
彼の正体は謎に包まれているが
礼儀作法を熟知し、規則を重んじる者である。
また「往生堂」にいながらにして天地万物の儀式を執り行う。
神里 綾華
稲妻城で最も崇高なる三大名門の一つ神里家を受け継いだ二人の兄妹の妹。
兄の綾人は「当主」として政務を取り仕切り、
妹の綾華は「姫君」として家の事務を担当している。
綾華はよく社交場に現れるため、民衆との交流も多く、
人々に「白鷺の姫君」として親しまれている。
神里家の令嬢である綾華は、容姿端麗で品行方正な人物であり、人々から深く慕われている。
雷電将軍
稲妻の統治者。御建鳴神主尊大御所様。
俗世の七執政が一柱"雷神バアル"の通り名。
稲妻に不変の永遠……恒常楽土をもたらす事を約束し、自らの感情をも雷で焼き、
永遠に至る暗く長い道のりを揺るがぬ意志で進み続けてきた。
その様は人々に理解などされないし、自身も理解されようとなど思わない。
雑音の払われた静寂の中にこそ真の不変の永遠があると信じて彼女は進む。