交野線の最寄りスポット

交野線


枚方市駅

交野線を汽車が走っていた!?

Apple製品のサービス・修理を承っているApple正規サービスプロパイダの実店舗「カメラのキタムラ Apple製品修理サービス 枚方・枚方T-SITE店」の最寄りで
「難読駅名44位」の枚方市駅。交野線は5・6番線ホームになり、ワンマン運転でこれまた難読駅名である「私市(きさいち)駅」まで通勤・観光客を運びます!
そんな枚方市駅にはとある汽車が停まっていました!


中身は普通の京阪電車...しかし外装・内装は「きかんしゃトーマス」になっています!
つまり汽車というのは「きかんしゃトーマスのラッピング電車」という事だったのです!
この「きかんしゃトーマス号」は2006年から運行が開始され
当時は、私市駅から天満橋駅へ向かう臨時特急「臨時K特急」として運行。
やがて京阪本線や宇治線・大津線・石山坂本線の方でもきかんしゃが走るその姿を見ることができました!

※きかんしゃトーマス号 左上部:2006年 左下部:2009年 右上部:2017年  右下部:2020年

内装

約1年の運行期間で毎年開催されていましたが、2021年12月25日にラストランを迎えました!

画像をクリックすると「ソドー鉄道広報局によるきかんしゃトーマスブログ」にジャンプできます!

鉄道ファンやトーマスファンの中ではブログのタイトルにある今までなかった「いよいよ」という言葉に
「来年はトーマス号が運行されないのでは?」という声が上がっていますが、一体どうなるんでしょうか?兎にも角にも来年に期待しましょう!


ちなみに静岡県を走る大井川鐵道ではラッピングではなく本物のSLが走っています!


詳細は下の画像から!






星ヶ丘駅

地上を流れるミルキーウェイ!?

幻想的な名前をしている「星ヶ丘」駅。この駅だけではなく交野線全体に伝説も棲んでいるんです!


この川は「天野川」という名です!(あまのがわ...?) またこの伝説にちなんだ電車もかつて運行されていました!

(「おりひめ」...「ひこぼし」...?)

はっ!七夕だ!!

実は交野線は七夕伝説の地を走っているんです!

天野川×七夕

大阪府の東北部に位置する交野市から枚方市にかけて流れる天野川。平安の頃、交野ヶ原と呼ばれ、貴族たちを魅了する狩猟地でした!
甘くおいしいお米が実ることからつけられたかつての甘野川は、まら白く輝く川砂と澄んだ流れが空の天の川を思わせることから、
「天野川」の名前が定着し、多くの古典文学に書かれ主に七夕を題材として詠われた歌がここに始まっていることから、日本での七夕伝説発祥の地と言われています!
有名なものとして在原業平の

「狩り暮らし たなばたつめに 宿からむ 天の河原に 我は来にけり」

があります!当時同行していた紀有常(きのありつね)が

「ひととせに ひとたび来ます 君待てば 宿かす人も あらじとぞ思ふ」

と返したことから平安時代では既に七夕伝説は浸透していたのではないのでしょうか?






交野市駅

機物神社×七夕

『読めたらすごい「市の名前」ランキング』の「枚方市」駅を越え15位にランクインした「交野市(かたのし)駅」。
機物神社は織姫とされる神様の「天棚機比売大神(あめのたなばたひめのかみ)」を祀っている神社で、
もともと機織を業とした帰化漢民族、秦氏の祖先を祀っていた宮でした!そのため最初は「秦者(はたもの)」と呼ばれていました!
しかし、「星田」「天野川」などの星にまつわる地名や噂話が多数生まれ、それが七夕伝説に繋がり、
はたものじんじゃの名が織姫が機を織る「機物神社」に変わったとされています!

織姫を祀っている神社は全国でここだけでそのため7月6日、7日に機物神社で催される七夕祭りには大勢の人が押し寄せて賑わいます!


詳細は下の画像から!






逢合橋×七夕

織姫を祀る機物神社、彦星を祀る観音山公園の中間点に架かっており、七夕の夜に2人が出会っていたという伝説の場所です!
毎年、7月7日には地元の人々が実施する七夕まつりで賑わいます!



他にも織姫と彦星が出会うとき、カササギが翼を並べて天の川に渡す想像上の橋の名前が付いたかささぎ橋(最寄り駅:枚方市駅)
欄干に織姫や彦星やカササギの装飾があり踊り場には彦星・織姫の電飾が七色に光り夜の天の川を演出する、天の港(川)にかかるという意味で名づけられた
天津橋(最寄り駅:同駅)が七夕を彩っています!






郡津(こうづ)駅

観音山公園×七夕

高台にあり交野ヶ原を見渡せる景観豊かな公園。
ここには「牽牛石」という高さ約2メートルの巨石があり観音山公園の1番高いところに鎮座しています!
この牽牛石は彦星とされており、織物神社に祀られている織姫と天野川に架かる逢合橋で逢うという、七夕に因んだ話が生まれました!






河内森(かわちもり)駅

星田妙見宮×七夕

画像をクリックすると「星田妙見宮」公式サイトにジャンプできます!

河内森駅からJR学研都市(片町)線に乗り換え次駅の「星田」駅が最寄り駅の星田妙見宮。
この神社は七夕の神様ともいわれ、平安時代、弘法大師が交野へ来られた折、獅子窟寺吉祥院の獅子の洞窟に入り、
秘法を唱えると、天より七曜の星(北斗七星)が降り、それらの星が3ヶ所に分かれて地上に落ちたといわれており、
星が降るパワースポットとされ天皇や農民にまで崇敬を集めたといわれています!
そんな星田妙見宮には「機女石(たなばたいし)」というこちらも牽牛石と比肩するような巨石が
拝殿奥にて祀られていますが、実は1つだけではなく本殿と妙見山の頂の3つあります!ですのでこれらの3つの巨石が落下してきた北斗七星なのではないか?
ということから七夕伝説と関連深い場所であるといわれるようになりました!






私市(きさいち)駅

星のブランコ×七夕

交野線の終点であり、三角屋根が特徴的な駅。それが私市駅。
ハイキングには十二分すぎるほど自然が豊かで「星のブランコ」は 徒歩1時間ほどかかります!そして1時間歩いた先の景色は!?







ここが「星のブランコ」です!...ん?吊り橋?そうなんです、吊り橋なんです!
ここにも七夕が関連づいており星降る里のシンボルという意味で「星のブランコ」と名付けられました!
実際に渡ってみると意外と揺れるらしいです!ブランコの要素はここだったんでしょうか...?
ちなみに「星のブランコ」に行く前に通る休憩所「ピトンの小屋」の向かい側にはクライミングウォールがあり、
平成9年に開催された「なみはや国体」で公式競技場として使用されるほどの本格さです!


季節ごとに行ってみるのもいいですね!
詳細は下の画像から!

言いそびれていたんですが、織姫と彦星は遠距離恋愛の彼氏彼女ではありません!実は夫婦なんです!
ではどうして年に1度にしか逢えないのでしょうか?
元々は揃って働き者の二人だったんですが、結婚した途端、彦星は夫婦生活が楽しすぎて全く働かなくなってしまったそうです!
その様子を見た織姫の父である天帝が怒り、罰として天の川を挟んだ対岸に引き離してしまったのだそうです!
蜜月の蜜は吸われ距離は月のようになってしまったみたいです...

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