月がきれいに見える橋!?
中書島駅から1駅の観月橋駅。
この駅名も難読ですね〜観月橋(かんげつきょう)と読みます!早速駅名の由来となった観月橋へ行ってみましょう!
一見普通そうな橋...しかしある戦国武将のゆかりの地なんです!
実は唯一全国統一を成し遂げた豊臣秀吉のゆかりの地なんです!
時代は桃山。伏見に城下を構えた豊臣秀吉が巨椋池(宇治川)に堤防を築く河川改修の大工事に着手!
その一つとして、当時の宇治橋を伏見城下であったこの地に移設しました!
工事にあたった豊後大友氏により『豊後橋』と命名されましたが、鳥羽・伏見の戦いで豊後橋は焼失。
1873年に再建され、豊臣秀吉がかつてこの辺りで催した月見の宴が由来し、
橋から眺める月があまりにも美しかったので、「月見橋」と呼ばれるようになり、
いつの間にか観月橋と呼ばれるようになりました!
千紫万紅の花々が咲く寺!?
終点の宇治駅の一個前の駅。それが三室戸(みむろど)駅。
ここでは千紫万紅(せんしばんこう)の花々が咲く寺があるんです!早速行ってみましょう!
ここは三室戸駅の由来になっている「三室戸寺」です!
時代は奈良。山中から黄金の仏像が発見され、光仁天皇の勅願により仏を本尊として創建されたのが始まりです!
創建以来、皇族・貴族の崇敬を集め、堂塔伽藍(堂や塔をめぐらした寺院の建物の総称)を整えました!
また現在の本堂は文化2年(1805)年の建立で、西国三十三所霊場の第10番札所にもなっています!
「今まで何回か寺が紹介されていたけど寺の事なんかよくわかんねーわ」という方は境内を彩る花々を鑑賞していってください!
5月にはツツジ、6月にはアジサイ、7月には蓮の花が咲きます!
詳細は下の各画像から!
ツツジ
アジサイ
蓮
あの物語の博物館!?
宇治線の終点。それが宇治駅。まず建物から凄いんです!
あまりにもきれいな丸みを帯びるこの駅のデザインは建築好きを唸らせる建物で、1996年にはグッドデザイン賞を受賞しています!
円形を基調としたデザインは、茶の段々畑をイメージされたそうです!
そんな宇治駅。あの物語の博物館があるんです!では早速行ってみましょう!
うーんこれだけじゃ何の物語か分からない!では展示物を見てましょう!
古典的な物語なのかな...?
正解は「源氏物語」でした!
「源氏物語」は、約千年前紫式部によって書かれた世界最古の恋愛小説で、大河ドラマになるなどの時代を超えて読み継がれてきた物語です!
この「源氏物語ミュージアム」では平安の都とその文化を紹介する「平安の間」、映像とパネルから源氏物語を学ぶ「映像展示室」や「物語の間」、
各巻のタイトルや登場人物の名前にちなんだ花々が植えられている中庭、『源氏物語』関連図書をはじめ、歴史や文化、美術などに関する4500冊以上もの書籍を取り揃えている図書室、
光源氏、紫式部、藤原道長たちをデザインしたオリジナルアニメの関連グッズを販売しているショップ、オリジナルアニメの上映があります!
詳細は下の画像から!
大阪と宇治抹茶がタッグを組んだらこうなる!
宇治といえば観光スポット!というよりグルメを思い浮かべますよね?
例えば宇治抹茶!宇治金時!などスイーツですかね!
そういったものを思い浮かべます!しかし宇治駅が最寄り駅のあるお店では
大阪と宇治抹茶がタッグを組んだスイーツ?いやソウルフード?があるんです!それがこちら!
な...なんだこれは(大阪人絶句)
このタコ焼きは生地に宇治抹茶を使用し、マヨネーズもお店特製の宇治抹茶を練りこんだマヨネーズになっています!
こちらの「宇治抹茶たこ焼き(6個500円)」を販売しているお店は「蛸Q」さんというお店で宇治駅から徒歩6分の場所にあります!
ちなみに宇治抹茶餃子(6個380円)や、抹茶ソフトクリーム(350円)・抹茶ソフトとさくらソフトのミックス(300円)も食べることができます!ぜひご賞味あれ!