ここではポーカーのルールと役、そして面白い点を解説していきます。
ここからはポーカーのおおまかな流れを解説していきます。
参加料は参加するプレイヤー全員が払います。
ANTE(アンティ)ともいいます。
参加者に5枚ずつカードが配られます。
カードは伏せたまま配られるので、他参加者に見られないように自分の手札を確認しましょう。
手札を全員確認したら、親の左隣の人から時計まわりに次のアクションを選択します。
コール・レイズに対し、新たなレイズがかからないで一巡したら1度目の賭けは終了です。
もしレイズ後に全員フォールドしたらその時点でゲーム終了、レイズした参加者が勝者となります。
また、レイズもなく全員ドロップしてもゲーム終了となり、この場合はカードを回収して新しいゲームを行います。
手札の中からいらないカードを選択し、山札のカードと交換します。
交換枚数は1~5枚で自由に決められますが、いらないカードがなければ交換する必要はありません。
ふたたび、コール・レイズ・ドロップからアクションを選択します。
1度目の賭け同様に、全員がアクションし終え、レイズ後に全員がドロップしたらレイズした参加者が勝ちです。
2人以上が残ったら、カードをオープンして勝敗を決めます。
より高い役を持っている参加者が勝者となり、参加料とコール・レイズで積みあがった賞金を総取りします。
なお、ディーラーと1対1で勝負するポーカーは、役によって配当が変わります。
ここからはポーカーの役を順番にみていきます。
同じ手役の場合は、個々のカードの強弱で勝敗が決まります。
※マークの違いで強さは変わりません。
一番弱い役。
通称「ブタ」と言われています。
出現確率は50%です。
同じ数字のカード2枚で作る役。
出現確率は42.25%です。
数字の異なるワンペア2組で作る役
出現確率は4.75%です。
同じ数字のカード3枚で作る役。
スリー・オブ・ア・カインド(THREE OF A KIND)とも呼びます。
発生確率は2.1%です。
数字が連続する5枚のカードで作る役。
出現確率は0.39%です。
同じマークのカード5枚で作る役
出現確率は0.2%です。
スリーカード(同じ数字カード3枚)とワンペア(同じ数字カード2枚)で作る役。
発生確率は0.14%です。
同じ数字のカード4枚で作る手役。
クワッズ(QUADS)、フォー・オブ・ア・カインド(FOUR OF A KIND)とも呼びます。
出現確率は0.024%です。
同じスーツの数字が連続する5枚のカードで作る役。
出現確率は0.00139%?です。
ロイヤルストレートフラッシュと呼ばれる「A・K・Q・J・10」で作るストレートフラッシュもあります。
さて、ここまで役の強さを説明してきましたが、ポーカーのおもしろい点は「役が強い方が必ず勝つとは限らない」ということです。
ポーカーにおいては、お互いに最後まで賭け切ってハンドをオープンすることをショーダウンといいます。そして、ショーダウンまで進んだ場合は、当然、役が強い方が勝ちます。
しかし、途中のラウンドで相手が全員フォールドした(ゲームを降りた)場合、相手のハンドがいくら強くても、その時点で自分の勝利が確定します。
つまり、自分のハンドが弱くても、自分のハンドが強いと相手に信じ込ませることで、相手をゲームから降りさせれば、自分は勝つことができるのです。これをブラフといいます。
ローカルルールでジョーカーを入れて遊ぶことができますが、公式ルールではジョーカーを使いません。
なので公式ルールでplayするならファイブカードは存在しません。