容量の単位
容量の単位
パソコンデータの容量を示す単位は、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)などがあります。パソコンの中にあるファイルやフォルダは、すべてこのKBやMBなどで容量が表示されています。ファイルやフォルダ以外にも、例えばパソコンを構成する部品であるハードディスクや周辺機器のデジカメのカード、USBメモリーなども MBやGBという単位が使われていますね。
8bit(ビット)=1Byte(バイト)
ビットは、小さすぎる単位なので、あまり使われません。半角英数文字1文字のデータ量が「1バイト」であるとされています。普段から、よく使われるのは、KB、MB、GBなどの単位です。データの容量を調べる際は、データを右クリックをして、マックなら「情報を見る」。ウィンドウズなら、「プロパティ」でデータの容量を見ることができます。
現在、私たちがよく使うデータの容量の目安は、以下のような大きさです。
容量の目安
テキストファイル=1KB~100KB
写真=3MB~30MB
音楽=3MB~30MB
動画=10MB~5GB
1KB(キロバイト)=1024バイト
1MB(メガバイト)=1024KB
1GB(ギガバイト)=1024MB
1TB(テラバイト)=1024GB
1PB(ペタバイト)=1024TB
(それぞれ、切り捨てて1,000単位で示されている場合もあります。)
1EB(エクサバイト)=1,000PB
1ZB(ゼタバイト)=1,000EB
1YB(ヨタバイト)=1,000ZB
ヨタバイト、って聞いたことがない単位も、もう開発が進んでいるんですね。
1ペタバイトを単位変換すると…。
・1,000兆バイト
・1兆キロバイト
・10億メガバイト
・100万ギガバイト
・1,000テラバイト
・0.001エクサバイトCDに換算すると約140万枚分。
片面1層式のDVDに換算すると約20万枚分。
25GBのBlu-ray Discの約4万枚分。
32GBのiPhoneの3万2千台分。
/出典:ペタバイトとは – 意味の解説|ITトレンドのIT用語集
容量変換のサイト
http://aztekium.pl/units.py?lang=ja&site=YB-YB&szukaj=
脳の記憶容量は1ペタバイト?
米・ソーク研究所のテリー・セチノウスキー教授が主導する研究では、人間の脳はこれまでの定説より10倍もの情報を記憶できることが発表された。
同研究チームがライフサイエンス誌「eLife」で発表した論文によれば、脳神経細胞の結合部であるシナプスのサイズを測ることで記憶容量を測定することに成功したという。平均的なシナプスは4.7ビット(0.5875バイト)の記憶容量があるということで、脳全体では約1ペタバイト(1,024テラバイト)の情報の記憶が可能であるということだ。これは従来の学説の10倍の記憶容量になり、書類をめいっぱい収納した4段式キャビネットの2000万個分の文字情報に相当するというから驚きだ。辞書一冊どころの話ではないのだ。HD品質の映像ならなんと13.3年分のデータ量である。
研究チームはマウスを使って、記憶を司る脳の海馬の部分のメカニズムの解析を行ない、顕微鏡と計算アルゴリズムを活用して脳組織の神経伝達回路をナノ分子レベルの3D画像で再現した。この過程を経て、脳内に夥しく存在するシナプスのサイズがこれまで考えられていたよりも一定(サイズ差8%以内)であることがわかり、記憶容量も1本につき4.7ビットであることを算出。
これにより脳全体の記憶容量が約1ペタバイトであることを突き止めたのである。
これなあんだ?
●書き込める容量目安
フロッピーディスクは1MB
CDは700MB
DVDは4.7GB
ブルーレイディスクは25GB