可愛い猫

‐猫の体の特徴‐

◇猫の目の特徴

目の猫

猫は他の動物と比べると顔の大きさの割に目が大きいです。

瞳孔の大きさは人間の約3倍あります) 大きな目をしていますが目はあまり良くないです。

(だいたい視力は0.3程度) あまり目はよくないですが動体視力がとても優れています。

それと「赤」と「緑」の色を識別することができないです。 (赤と緑の色は黒っぽく見えると言われています)

そして夜行性の動物の多くに見られる縦長の瞳孔(どうこう)をしています。

目の光る猫

瞳孔は人間の3倍まで大きくなり、光の感度は6倍以上になるので少ない光でも見えるようになっています。

猫の瞳孔は明るさだけでなく「感情」によっても大きさが変化します。 (興味があったり興奮すると目の瞳孔が開くのです)

猫の目が暗い所で光るのは「タペタム」という反射層があるからです。

そのタペタムは人よりも40%以上も効率よく光を集めることができます。


◇猫の指と肉球の数

猫の指

猫はご存知の通り、四足歩行の動物です。そのすべての指が同じだと思っている方もいるかもしれませんが、じつは前足と後ろ足では指の数が異なります。

猫の指は、前足がそれぞれ5本ずつ、後ろ足がそれぞれ4本ずつの計18本。前足には他の4本の指から離れたところに人間でいう親指がありますが、後ろ足にはそれがありません。では、なぜ前と後ろで数が違うのでしょうか?

諸説ありますが、猫が生きていく上での進化だと考えられています。より速く走るためには、多くの指は邪魔になってしまいます。馬がひづめのみに進化したのはそのため。しかし猫は、走るだけではなく木に登ることも多くあります。木に登るためには、前足の指と爪を木肌に引っ掛け、抱え込むようにして体重を支える必要がありました。そのため、前足には5本の指が必要だったのです。

ただ木に登る際も、後ろ足はあまり関係がありません。また獲物を捕まえる際も、前足は重要ですが後ろ足はあまり使いません。そのため、後ろ足の指は徐々に退化していったと考えられます。

つまり、前5本ずつ後ろ4本ずつという指の数は、木に登る・獲物を捕まえる・速く走るという様々な行動を取る猫の生き方に最適なものだといえるでしょう。

猫の性格

猫の行動

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