あらすじ
第3部 収録巻:第5巻 - 第6巻
SAOがクリアされて1年後の2025年12月。和人は救出した明日奈やかつての仲間たちと共に、ALOの世界を生きていた。
そんなある日、和人は「SAO事件」で顔見知りとなった総務省仮想課の職員である菊岡誠二郎から、銃撃戦が繰り広げられる銃器と鋼鉄のVRMMORPG「ガンゲイル・オンライン」(GGO)に出没した謎のプレイヤーである死銃(デス・ガン)が関わるとされる連続変死事件の調査を依頼される。
真相を究明するべくGGOへダイブした和人は、ログイン直後に知り合った少女のシノンからこの世界についてのレクチャーを受けつつ、死銃との接触を図るべく最強のガンナーを決める大会「バレット・オブ・バレッツ」(BoB)に参加する。これまでとまったく勝手の違う銃器世界での戦いにキリトは苦戦するが、持ち前の剣技と反射神経、センスを駆使しながら勝ち抜いていく。
やがて一連の事件の真実に迫る中、キリトはSAO時代の忌まわしき因縁と対峙することになる。
あらすじ
外伝 収録巻:第8巻(一部)
2025年12月28日の朝、和人と直葉は「MMOトゥモロー」の一面を飾った「聖剣エクスキャリバー」発見の知らせを目撃する。
新生アインクラッド攻略にかまけてヨツンヘイム攻略をおろそかにしていた和人は、これを機に「聖剣エクスキャリバー」獲得を目指す。
しかし、ヨツンヘイムへ降りたキリト達が目にしたのは巨人型邪神と共闘して象水母型邪神を狩るレイドパーティーという奇妙な光景であった。
あらすじ
外伝 収録巻:第7巻
「死銃事件」から数週間後の2026年1月。アスナはリズベットたちから「絶剣」と呼ばれる凄腕の剣士がALOに現れたことを聞く。
その剣士は自らの「オリジナル・ソードスキル」を賭け、1対1の「デュエル」の相手を募集しているらしい。キリトすら撃ち破ったその腕と剣技に興味を持ったアスナは自分も「絶剣」ことユウキに勝負を挑むが、熱戦の末に敗れてしまう。
その後、アスナは親しくなったユウキから彼女がリーダーを務めるギルド「スリーピング・ナイツ」を紹介され、他のメンバーとも打ち解け始める。
しかし、「スリーピング・ナイツ」のメンバーにはある悲しい秘密が隠されていたのだった。
ファントム・バレット編のヒロイン。現実世界では進学校の女子高生で、東京都文京区のアパートで一人暮らしをしている。
誕生日は作中の2009年8月21日。眼鏡をかけているが実際は度が入っておらず、弾丸すら防ぐとされる特殊材質で作られたオーダーメイドの特注品。
自立心が強く同世代と比べても非常に大人びた性格で、辛辣かつドライな物言いをすることが多く、特にキリトに対しては顕著。
幼い頃に父が交通事故で他界し、母もその時に精神年齢が逆行したことから、母を守らねばという義務感を強く抱くようになる。
11歳の頃に強盗事件に巻き込まれ、母を守るため犯人から拳銃を奪い射殺してしまう。このことから銃器に対する強いPTSDに悩まされ、トラウマの克服を狙って16歳の時からGGOをプレイしている。
GGOにログインしたばかりのキリトと出会い、アバターの外見から自分と同じ女性だと勘違いし、親身に武装やゲームシステムをレクチャーしたが、キリトの本当の性別を知って憤慨する。
アバターはランダム生成ながら、水色の髪と碧眼であることを除けば容姿は現実の彼女に近い姿になっている。
GGOではメインに対物ライフルを使い、サブにPDWを装備する狙撃手。
新生ALOではロングボウを得物とし、UWでは弓型GM装備のアニヒレート・レイ、URではマスケット銃を主武装とし、黄褐色の戦闘スーツにGGOでも普段着用している白いマフラーを装備する。
マザーズ・ロザリオ編のヒロイン。一人称は「ボク」。作中の2011年5月23日生まれ。様々なVRMMOを渡り歩き、新生ALOにおいては「絶剣(ぜっけん)」と呼ばれ、圧倒的な強さを誇る。 二刀流スキルを使わなかったとはいえ、キリトを2度倒した唯一の人物である。 出生時に輸血用血液製剤からHIVに感染し、小さい頃から闘病を続けてきた。両親と双子の姉はAIDSにより既に他界しており、天涯孤独の身。医療用の仮想現実マシンの被験者第一号となり、それ以来3年間を仮想世界で過ごしてきた。 ALOでの異常なまでの戦闘力は、長期間の医療目的のダイブに由来している。 姉の死後、スリーピング・ナイツのリーダーを引き継ぐが、自身も作中の2025年末までの余命宣告を受けており、最後の思い出作りのために2026年元日に新生ALOに現れて、ボス攻略戦の助っ人を探すべく自身が作ったオリジナル・ソードスキル「マザーズ・ロザリオ」を賭けて辻デュエルをしていた。