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His Appeal





MVでの派手な演出&衣装


「西川貴教/T.M.Revolutionってどんなイメージがある?」
そう聞くと、
「強風に吹かれてる!」「衣装が斬新!派手!」
こんな返答が返ってくることが多い。
その通り、彼の、特にT.M.Revolution時代のMVの演出や衣装は他のミュージシャンたちとは一線を画す斬新さがある。
『HOT LIMIT』では全身に黒のガムテープ風の布を巻き太陽の下で熱唱し、『WHITE BREATH』では凍えそうな中裸ジャケットで熱唱、
さらに『魔弾~Der Freischutz~』では前半のストーリーを覆す怒涛の展開を繰り広げる......。
時代の一歩二歩どころか時代の一つ二つを軽々と超えていくパフォーマンスの数々に虜になるファンが後を絶たない。
特に『HOT LIMIT』の伝説の衣装は数々の有名人が衣装を手作りしおなじみのポーズをとった写真や動画をアップしている。




ライブでの圧倒的なパフォーマンス

彼の魅力はMVだけではない。ミュージシャンとしての彼の魅力の真髄はライブパフォーマンスと言っても過言ではない。
毎年9月に滋賀県で行われるロックフェス『イナズマロックフェス』では、主催者である彼もステージに立つ。
いくらか音程補正されたCDとは違い、生歌が聴けるライブや歌番組では、CD音源と生歌のギャップがある歌手も少なくない。「この人の歌はCDで聴く方がいいな」聴きながらそんな風に思ってしまうことも多々あったりする。
しかし彼の生歌はギャップがあるどころか、CDよりもカッコよかったりするのだ。よくネット界隈ではCD音源と生歌の差が少ないような状態を『喉からCD音源』と言ったりするが、彼の場合は『喉からCD音源以上』なのである。力強い歌に圧倒され「この人はライブの方がかっこいい!」と興奮気味に言う人も多くいる(その力強い歌声でマイクを壊したなんて逸話もあったりする)。
機会があれば是非、彼の生歌を聴いてほしい。




芸人並みのトークスキル

彼のトークスキルは歌手離れしていて、もはや芸人並みである。それが発覚したのはお笑いコンビ・ダウンタウンがMCを務めた音楽番組『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』に出演した時。松本人志との見事なやりとりを見た相方の浜田雅功が「新しいコンビみたい」と絶賛するほど。そこから多くのバラエティ番組から出演オファーがかかり、一気に知名度が上がった。
また、1997年から2005年まで『西川貴教のオールナイトニッポン』のラジオパーソナリティを担当していた。デビュー当時は華奢な見た目や美少年のような雰囲気も相まって女性ファンが多かったが、このラジオがきっかけで男性人気がグッと高まり、ファンから『西川兄貴』とも呼ばれるようになった。
現在でもバラエティ番組やラジオに出演した際には、そのトークスキルはしっかりと発揮されている。




鍛え抜かれた肉体

デビュー当時の西川貴教は女性のように華奢だった。しかし彼の力強い歌声と激しいライブパフォーマンスに体が持たず、ライブが終了すると倒れてしまうということがあった。
これではまずいと考えた彼は、ライブのためにジムなどに通い、体を鍛え始めた。そして十数年に渡る筋トレの結果、華奢な美少年からムッキムキのマッチョに大変身してしまった。
以下の画像がビフォーアフターである。左がデビューしたての頃のジャケット、右が最新のジャケットである。
まるで別人のように進化している。