境井 仁

誇り高き侍として鍛錬を積んできた仁は、故郷を守るために邪道な戦い方に手を染め、冥府から蘇った“冥人”として恐れられていく。
侍の道を外れることを選んだ仁は、危険に満ちた旅路でどんな仲間と出会い、そして何を失うのか

志村

仁の伯父であり、対馬の広大な地域を統治する地頭(じとう)。仁の父代わりとして、名誉を
重んじる武士となるように仁を育ててきた志村は、冥人となって侍の道を外れていく仁に懸念を募らせていく。

コトゥン・ハーン

対馬に侵攻したモンゴル軍を率いる大将。冷酷にして智略に長け、
手段を選ぶことなく対馬の武士団を壊滅させようとする最強の敵として仁の前に立ち塞がる。