アイスランド

アイスランドは北欧の島国で、火山、間欠泉、温泉、溶岩原を擁する大自然で知られています。ヴァトナヨークトルやスナイフェルスヨークトルなどの巨大な氷河は国立公園の自然保護区になっています。
人口が集中する首都のレイキャビクでは、エネルギーの大部分を地熱発電でまかなっています。また、レイキャビクにはアイスランド国立博物館やアイスランドのヴァイキングの歴史をたどるサガ博物館があります。
多くの火山が存在し、温泉も存在するほか、豊富な地熱を発電などに利用している。一方で、噴火による災害も多い。たとえば、2010年にはエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山が噴火し、欧州を中心に世界中で航空機の運用に大きな影響を与えた。ただし、「自然災害」のほか「紛争・戦乱」「治安など個人の安全」の3つのリスクで128カ国を比較した「世界で最も安全な国ランキング」(『グローバルファイナンス』誌)では、
2019年が第1位、2018年が第2位だった。

首都レイキャビク
公用語アイスランド語
首相カトリーン・ヤコブスドッティル
面積10万3000km2(105位)
人口36.41万 (2020年)
通貨アイスランド・クローナ(ISK)
日本との時差9時間

アイスランドで訪れるべき絶景5選!!

1.ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

ヨークルスアゥルロゥンはアイスランド島西部、ヴァトナヨークトル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河の先端にあり、スカフタフェットル国立公園とヘプンの間である。氷河が大西洋に向かって崩れ落ちる場所にある。氷河の溶ける速さが変化することにより、湖の大きさも変化する。現在は海岸から 1.5 km 離れており、湖面の面積は約 18 km2 である。1970 年代と比べると、面積は4倍になっている。水深は最大で 200 m 以上あり、アイスランドでは二番目に深い。自然を楽しむ観光地として人気が高い。 ヨークルスアゥルロゥンは、ヘプンとスカフタフェットルの間、環状国道1号線沿いにある。その景観は、「ヨークルスアゥルロゥンの 18 km2 の湖面全体に青い氷山がぼぅっと光っている様は、まるで幽霊の行列である」と評される。底の広い観光船による、小さな氷山の合間を縫って40分ほどのクルーズが提供されている。 ブレイザメルクルヨークトルの入り江も、観光地として人気が高い。湖に固着している氷山の間を、スノーモービルや四輪駆動車で走り抜けるツアーなどがある。観光は主に、ヘプンからヨクラセル (Joklasel) を拠点に行われるが、一帯の観光ツアーを「ツーリスト・ベルトコンベア」と呼ぶこともある。海岸では、氷山が割れて流れ着いた氷塊を多数見ることができる。

2.ヴァトナヨークトル氷河

ヴァトナヨークトル氷河(ヴァトナヨークトルひょうが、Vatnajökull、「湖の氷河」の意)は、アイスランドで最大の氷河である。島の南東に位置し、国土の8%を覆っている。8,100 km²の広さがあり、体積ではヨーロッパ最大、面積では(スヴァールバル諸島北東島のアウストフォンナ(英語版)に次いで)2番目に大きい氷河である。 平均の厚さは400mで、最大の厚さは1000mに及ぶ。ヴァトナヨークトルの南の端、スカフタフェットル国立公園付近にはアイスランドの最高峰エーライヴァヨークトル(en)(2,110 m)がある。この氷河は、氷帽に分類されている。

3.レイニスファラ

奇岩が集まる黒い砂浜で、ブラックサンドビーチという名で呼ばれています。 この黒い砂は、玄武岩質の溶岩が含む岩が来たから流れてきて海岸線沿いに残り、現在のような地形になったといわれています。このあたりの海岸線一帯には洞窟が多く残っており、断崖にはパフィンやフルマカモメといった鳥類が多く、バードウォッチングも楽しめるスポットとして有名です。

4.ブルーラグーン

ブルーラグーン(英語: Blue Lagoon, アイスランド語: Bláa lónið, 「青い潟湖」の意)は、アイスランドにある温泉施設。アイスランドの南西部、首都レイキャヴィークの南西約40キロメートルに位置する。ブルーラグーンは地熱温泉であり、アイスランドで最も有名な観光地と言えるかもしれません。世界最大級の露天風呂というだけではなく、地熱発電で温められた海水や自然治癒力の効果で、日本でも知名度があがってきているブルーラグーン。ミルキーブルーのお湯には、ミネラルとシリカが存分に含まれており、様々な種類の湿疹やその他の乾癬などの皮膚病にも効果があると考えられています。

5.Solheimasandur Plane Wreck

1973年に、アメリカ海軍のDC飛行機が燃料を使い果たし、アイスランドの南海岸にあるソルハイマサンダーの黒いビーチに墜落しました。幸いにも、その飛行機の全員が生き残った。その後、パイロットが間違った燃料タンクに切り替えただけであることがわかりました。墜落事故があった後も、飛行機は撤去されずにこの場所に残されました。ジャスティン・ビーバーのPV撮影地になったことでも有名です。