※戦闘やストーリーについては、別ページで紹介しているので割愛。
授業をしっかり受け、間違った噂を払拭するために、中間テストや期末テストで学年上位を目指すことになる。
また、授業中には教師に質問されたり、前の席の仲間が質問されているときに助けるといったイベントもある。
はじめはテストでいい点を取れなくても、主人公の持つ「人間パラメータ」(後述)が成長していくので、
パラメータの上昇によって高得点が取れるようになってくるので、学生としての成長を楽しむことができる。
放課後は仲間との絆を深めたり、自分の趣味に没頭したり
異世界に侵入するための準備をすることができる。
「コープ」と呼ばれる要素があり、これは仲間や周りの人たちとの絆を現したもの。
ただダンジョンを攻略するだけではなく、様々な人との絆を深め、新たなスキルが使えるようになったり、仲間のサポートが解放されたりする。
異世界に侵入し、ダンジョンの最深部を目指す。
そして、認知の世界の主が最も大切にしている「オタカラ」を盗み出す。
ダンジョンは基本的に長めで、なぞ解きや強い敵に苦戦することもある。
しかしその分、予告上を出した後の作戦決行時の高揚感は病みつきになる。
予告上を出した後のダンジョンで流れる曲
[Life Will Change](youtubeに飛びます)
は盛り上がり、流れるタイミング、カッコよさ、その他諸々を鑑みてもかなりの神曲。
youtube等で聞いてみるのも悪くないが、ゲームをプレイ中に聞いてみることを個人的には推したい。
一言にまとめると、他の生徒と同じ学生生活を送りながら、自分たちは世を正す怪盗団として暗躍するところに
ある種の優越感がある。
また、苦労してダンジョンを攻略し、予告状を出すことに達成感を感じられる。
なぜ予告状を出した時かというと、これまで頑張ってきた結果が実る瞬間であるからだ。
例えるなら、部活で決勝戦まで勝ち抜いたときに似ている。もちろん、優勝した時も達成感はあるが、
どちらかといえば喜びの方が大きくなる。
これについてはネタバレ防止のため、あまり詳しく説明できないが、ペルソナ5も同じようなことが起きる。
紹介する前に、とりあえず実際の画面を見てもらいたい。
この画面はただのメニューの画面だが、オシャレなのがわかる。
だが、オシャレではあるものの、見やすいかどうかでいうと別に見やすくはない。
詳しく見てみると、画面中央の右当たりから下に向けて線が1本引かれ、視線の誘導がしやすい配置にはなっている。
上から目線で言うようで申し訳ないが、ゲームのUIやデザインをする人には知っておいてほしい。
「UIは必ずしも見やすく作らなければならない」
ということはない。世界的に評価されているこのゲームは、世界観にマッチしていて、統一感があるからこそ名を馳せるUIとなった。
ペルソナシリーズには、テーマカラーが存在している。
※画像はペルソナシリーズの移植の画像で、今回紹介している[P5(ペルソナ5)]と[P5R(ペルソナ5ロイヤル)]で
若干の違いがあるが、その辺は「その他」ページで紹介している。とりあえずここではテーマカラーの紹介として使用させてもらう。
というテーマカラーが設定されている。
実はこのホームページも、ペルソナ5の紹介なので赤を基調として作っている。
このようにテーマカラーが設定されていることで、色の統一感のある作品となっている。
ペルソナシリーズは、基本学生(高校生)が活躍するゲームとなっている。
それをいかにしてプレイヤーに体感させるかが重要になってくる。
もちろん、学生生活をさせることで体感はできるが、だからといって授業をずっとさせるわけにもいかない。
そこで、学生らしさを演出しているものを紹介させてもらう。
この画像は、仲間と連絡をしているシーン。ただ会話を映すだけだはなく、主人公がスマートフォンを持っているような描写がされている。
会話も某連絡アプリのような表示方法をしていて、容易に想像しやすい演出をしている。
他にも、ファストトラベル(ゲームの要素で、目的の場所に行くための作業をボタン一つで行える。ワープ)
も電車で移動中の演出が入ったり、そもそも異世界に行くのもスマートフォンを使う。
ペルソナシリーズには、代々受け継がれてきた[カレンダーシステム]と呼ばれる要素がある。
これはゲーム内に日付が存在し、一日にできる行動が限られるものとなっている。
これも上記にあったように、学生であることを演出する要因となっているが、ほかにも役割がある。
思いついた限りでもこれだけある。
一つずつ解説していく。
このゲームには大きく分けて2つのパートに分かれる。
一つは学生生活・自己研鑽のパート
もう一つは怪盗団としての活動パート
まず、なぜ時間が限られているかというと「人間パラメータ」と「コープ」が大きく関係している。
どちらも下の方で説明しているので、詳しいことは割愛させてもらうが、簡単に説明すると
人間パラメータは主人公の人間性のパラメータで、コープ活動をするのに関係している。
コープは協力者との絆のことで、協力者と絆が強まれば異世界での活動が楽になったり、
現実世界での活動範囲が広がったりする。
このような要素があると説明した上で、時間が限られている話に戻るとわかりやすい。
「今日はあの人との関係を深めよう」であったり、
「今日は勉強をしよう」や、
「異世界に侵入して、ダンジョンを攻略しよう」
などといった、プレイヤーが計画を立てる楽しみができるようになっている。
また、予告状を出した後に「明日はいよいよ作戦決行の日だ…」といった緊張感を持たせ、プレイヤーにゲーム内時間の進行を意識させることができる。
RPGゲームだと、意外と辞め時がわからないことがある。
しかし、カレンダーシステムがあるおかげで日ごとに区切りがあるので「今日はここまで」とすっきり終わることができる。
主人公の5つの要素からなるパラメータで、「知識」「度胸」「器用さ」「優しさ」「魅力」がある。
この人間パラメータは、主にコープ活動に関係していて、たとえば度胸が一定レベルまで無いと選択肢が選べなかったり、
そもそもイベントが起こせなかったりする。
自分の成長が目で見てわかるのは楽しいし、最強のキャラクターを作りたくなるのはゲーマーの特徴。
この要素が、一気にカレンダーシステムに意味を持たせた。
コープ活動とは、主人公が現実世界で生活するうえで出会う様々な人と絆を深め、彼らの特技や能力を学び、
異世界での活動に役立てることができる。
仲間から得られる能力はどれも有用で、率先して手に入れたい能力になっている。
イベントによっては、人間パラメータが一定以上ないと進行しないものもあるので、そのあたりのやりくりが楽しい。
キャラクターはいずれも個性的で、同じ学生から先生、政治家から有名棋士まで、さまざまな協力者がいる。
ペルソナシリーズは曲も素晴らしいものばかりになっている。
初めに紹介するのは[Wake Up,Get Up,Get Out There] |
次に紹介するのは[Last Surprise] |
最後に紹介するのは[Life Will Change] |
番外編として一つ紹介させてほしい。 |
けど、全部紹介するのは実際にプレイする楽しみを奪うことになってしまうし
そもそもここまですべて読んでいる人がいるかどうか怪しいくらいの文章量を書いたので、これにてペルソナ5の魅力紹介は終わらせていただく。
ここまですべて読んでくれた方、ありがとう。
とりあえず画像だけ見てここまで来た人、新鮮な気持ちでペルソナ5をプレイできます。
ペルソナ5、神作です。ぜひ遊んでみてください!