原作紹介
作 者
原作
唐々煙
【マッグガーデン刊】
笑うシリーズ
曇天に笑う
急速な欧米化に伴い、政府に不満を待つ人々が増え、
監獄は囚人で埋まり、脱獄も後を絶たなかった。
そこで政府は、滋賀県琵琶湖に重犯罪者専用の檻、
日本最大・脱出不可能な湖の監獄、
獄門処を設ける。
その監獄への橋渡し人を請け負う
曇家の三兄弟が織りなす
煉獄に笑う
「曇天に笑う」より300年を遡り、時は天正、戦国乱世の真っ只中。
日ノ本最大の湖・琵琶湖を舞台に大蛇を巡る物語。
主人公石田佐吉は、豊臣秀吉の命で南部にある曇神社に遣いに出されます。
そこは『忌み子神社』と呼ばれており、双子が当主を務めていました。
一人は曇芭恋、もう一人は曇阿国。
そして、運命が動き出す。
粋に婆沙羅に益々苛烈に。天正婆沙羅活劇、開演です。
泡沫に笑う
「曇天に笑う」・「煉獄に笑う」にも登場する牡丹と比良裏の物語。
二人の恋はどうなるか、
そして三百年に一度甦ると言われる大蛇を、
琵琶湖に鎮めて幾星霜。
時系列