劇場版情報
TYPE-MOON × ufotableによる劇場アニメーション作品!
「空の境界」は、2004年頃に発足し、アニプレックス社長 岩上敦宏がプロデューサーを務める『TYPE-MOON × ufotable プロジェクト』第一弾で映像化された。原作小説に合わせた全8章8作品構成というボリュームでの映像化は、ファンの期待を大きく上回る内容だった。
また、ufotableは劇場版「空の境界」だけではなく、奈須きのこが原作・シナリオを務めた『魔法使いの夜』、『月姫』、『Fate/stay night』のゲーム内OPアニメーションも含めた映像化にも携わっており、その他多数のTYPE-MOON作品に関わっている。
第一章 俯瞰風景
2007年12月1日に公開された劇場版「空の境界」第一章。
物語
1998年9月、巫条ビルという高層ビルでの少女による飛び降り自殺が多発していた。
そんな中、式の友人である黒桐幹也が巫条ビルに近づいた後、昏睡状態に陥ってしまう。
式は幹也を救い出すべく、巫条ビルへと向かう。
第二章 殺人考察(前)
2007年12月29日に公開された劇場版「空の境界」第二章。
物語
1995年3月、黒桐幹也は街で不思議な眼差しを持った少女に、一目で心を奪われてしまう。
その後、高校の入学式でその少女「両儀式」と再開する。
人を寄せ付けない性格だった式が幹也に少しずつ心を開いていく中、ある日幹也は式のもう一つの人格である「織」に出会う。
第三章 痛覚残留
2008年2月9日に公開された劇場版「空の境界」第三章。
物語
1998年7月、複数のねじ切られたような変死体が発見される猟奇殺人事件が起こる。
そんな中で、工房「伽藍の洞」オーナーの蒼崎橙子の元に一件の依頼が飛び込んでくる。
依頼内容は事件の犯人の保護、あるいは殺害。
両儀式は犯人を止めるべく行動を始める。
第四章 伽藍の洞
2008年5月24日に公開された劇場版「空の境界」第四章。
物語
1998年6月、両儀式は約2年間もの昏睡状態から奇跡的に回復する。
しかし、眼を開けた直後の視界に飛び込んできたのは、万物の生の綻びである「死の線」だった。
第五章 矛盾螺旋
2008年8月16日に公開された劇場版「空の境界」第五章。
物語
1998年10月、臙条巴という自称人殺しの家出少年と知り合った両儀式は
彼から助けを求められ、自室を隠れ家として提供し、奇妙な共同生活を送る。
その後、巴は自分の親殺しの罪を告白する。
蒼崎橙子から同様の事件を聞いていた式は、巴と共に臙条家のある小川マンションへ向かう。
第六章 忘却録音
2008年12月20日に公開された劇場版「空の境界」第六章。
物語
1999年1月、魔術師見習いである黒桐鮮花は、師である蒼崎橙子にある事件の調査を命じられる。
それは鮮花の母校である礼園女学院で、生徒の記憶が妖精に奪われているというものだった。
妖精を視ることができる両儀式を連れて学院に戻った鮮花は、さっそく調査を開始する。
第七章 殺人考察(後)
2009年8月8日に公開された劇場版「空の境界」第七章。
物語
1999年2月。両儀式は黒桐幹也の前から姿を消した。
そして、それに合わせるように再発する連続猟奇殺人事件。
殺人事件の捜査を始めた幹也は、ある麻薬事件をきっかけに高校時代の先輩である白純里緒と再会する。
終章
2010年12月18日に公開された劇場版「空の境界」最終章。
物語
1999年3月、雪の降る夜。黒桐幹也は4年前と同じ場所で、『両儀式』に再会する。
俯瞰風景 3D
2013年7月13日に公開された、「空の境界」第一章『俯瞰風景』3Dアニメ版
物語
1998年9月、巫条ビルという高層ビルでの少女による飛び降り自殺が多発していた。
そんな中、式の友人である黒桐幹也が巫条ビルに近づいた後、昏睡状態に陥ってしまう。
式は幹也を救い出すべく、巫条ビルへと向かう。
未来福音
2013年9月28日に公開された劇場版「空の境界」未来福音
物語
1998年8月3日、猛暑の盛り。
倉密メルカを追って、両儀式は現れた。
「──よう。追いついたぜ、爆弾魔」
その直後、式は爆発に巻き込まれる。
彼には『未来を予見する力』があった。
同じ夏。礼園女学院の生徒・瀬尾静音はひょんなことから、黒桐幹也に出会う。
無条件に自分の言葉を信じてくれた幹也に、淡い恋心を抱いた静音。
静音は、幹也に長年培ってきた悩みを打ち明ける。
「わたし、未来が視えるんです」
それから数年後、また暑い夏がやってきた。 瓶倉光溜は雇い主の依頼で、その娘の未那と共に、「未来が視える」占い師の元を訪ねる──。
https://www.karanokyoukai.com/miraifukuin/index.htmlより引用