ロベルト・フィルミーノ

2011年から2015年まで過ごしたホッフェンハイムで公式戦153試合に出場し、49得点36アシストを記録してブンデスリーガ有数のストライカーとして認められたフィルミーノ。2015-16シーズンに加入したリヴァプールでは当初、“ネームバリュー”を疑われたものの、シーズンを追う毎にチームにとって不可欠な選手となっていった

2017-18シーズンには公式戦54試合に出場し、キャリアハイとなる27ゴールをマーク。翌シーズンには、チャンピオンズリーグ(CL)で12試合に出場して4ゴールを挙げ、クラブ14年ぶりとなる欧州制覇に大きく貢献した。


プレースタイル

フィルミーノの本当の価値は、ゴールやアシストの数だけでは計れないだろう。もちろん、ストライカーとしても確実に数字を残しているが、ユルゲン・クロップ監督モハメド・サラーサディオ・マネの両翼を活かす役割として重宝している。フィルミーノが中盤に下りるなどファジーなポジショニングで相手センターバックを引き出し、そのスペースをウイングの二人が活用。ブラジル人らしい足下の技術に加えて、戦術的インテリジェンスとパスセンスに長けたフィルミーノは、クロップのチームの生命線と言えるだろう。無論、豊富なスタミナを活かした守備でも多大な貢献を果たしており、栄華を極めるリヴァプールの最重要人物の一人と言える。

現役所属選手一覧に戻る

ホームに戻る