サディオ・マネ

フィルジル・ファン・ダイクモハメド・サラーらに注目が行きがちだが、ユルゲン・クロップ監督の下で絶対に欠かすことのできない選手がいる。サディオ・マネだ。2016年に3400万ポンドで加入したセネガル代表FWだが、4シーズンですでに公式戦161試合に出場している。

加入初年度からすぐさまフィットすると、2シーズン連続でリーグ戦二桁得点を記録。そして昨季は、22ゴールを挙げてサラーらと共に得点王を分け合った。今季もここまで14ゴールと、抜群の安定感でチームを支えている。

またチャンピオンズリーグでも、準優勝に終わった17-18シーズンで10得点を記録。14年ぶりにビッグイヤーを掲げた昨季は、全13試合すべてで先発。近年のリヴァプールの成功は、彼なしでは考えられないだろう。


プレースタイル

ウイングを基本ポジションとするマネ。特徴はそのスピードとフィジカルを活かしたドリブル、さらに献身性だ。自らゴールを決める力も抜群だが、周りの状況を察知し、瞬時に判断を変えることもできる。リヴァプールでの34アシストという数字も注目すべきだろう。

また守備時にも見事なパフォーマンスを披露。ハイプレス時の判断、撤退時の守備貢献も著しい。戦術理解度も高く、現代アタッカーに求められる能力すべてをハイレベルでこなしている。彼以上のアタッカーを探すことは、困難だろう。

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